さて、いよいよ 2008/05/04_Sun_16:54

最終章を残すのみとなってしまいました。

あ、前も書きましたが、目次上の最終章は「奇蹟」なんですけど、それは実質エピローグみたいなものなんで、その前章「最後の敵」が、物語としては最後の章になるんじゃないかと……自分の中では位置付けています。

執筆は後半の半ばくらい……今月中には仕上げたいです。
更新スタートは、五月中～多分下旬頃を予定しています。
できるだけ長期で休むことなく、そのまま最後まで更新していきたいと思っています。
それから長いです。これも何度も言いましたが、怪物とお姫様のほぼ３倍強の長さが、「最後の敵」の長さです。

Ｊ＆Ｍが発足してから描き続けていると思うと、書いてきた年月の長さに、まず自分でびっくりです。
これを書きながら、何度嵐のコンサートに行ったことか……ちょっと思い出すと、感無量だったりします。
しかし、それも本当に終わりということで……
ノートにびっしりと、今後の展開や場面などをメモしてるんですけど、それがひとつひとつ消されていって、あと少しになってるので、ああ、本当にここまで書いちゃったら終りなのね……と、初めて（笑）さみしさがこみあげたりもしました。

小説の中でも公開していますが、歌詞を以前ここで募集させていただきまして。
ありがたくもご協力くださった方にいただいた詩を、「奇蹟」のトップページにリンクしております。
ぜひぜひ、ご覧になってくださいませ。
あらためまして、ご協力いただいたみなさま、本当に本当にありがとうございました。


多分、「奇蹟」は、このサイトでやるには、ちょいふさわしくない作品だったのではないかと思います。
もう１８Ｒにはほど遠いしね(笑)
それ以前に、恋愛色が薄めだし……。
それでも読んでくださっておられる方には、ただありがとうございます、です。

どこかでプロの作家さんが書いておられたことですが、なぜ小説を書くのか、という問に、「それは自己増殖のためだと」
自分の思想、信条、思いを誰かに伝えたくて「小説」を書く。そしてそれに同調する人を得る。
それがまさに「自己増殖」という作業なのだと。

私に関しては、その通りかな、と思います。
別に思想小説を書いてるわけじゃないですけど、私が面白い、素晴らしい、感動した！と思うことを、誰かに伝えたくて、やっぱり書いているんだと。
それを読んで、人様がどう思おうとご自由なのですが、それでも中には、私とシンパシーがばしっとあう人にめぐりあえるかもしれない。
そして、奇蹟は、本当に沢山の人にめぐりあわせていただきました。
ほんと、ただアクセスを取るという意味では、何度やめようかと(笑)思った作品ですけども、書いていてよかった。

で、今回の歌詞募集は、シンパシーを同じくする方たちと、この長い物語のラストへ向けて、ぜひ一緒にゴールテープを切りたいな、と。
そんな思いも込めています。
本当に、ありがとうございました。

では、次回更新で。
早く書けたら、早めに更新します。