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前回の続きというか、それに関連して。
面白い小説やマンガ、ドラマ、アニメっていうのは、世の中にいっくらでも散乱してて、見つけないでいる方がむしろ難しいくらいです(笑)
が、どれだけ面白いとしても、先日の風林火山のような、「くわっ」とくるような名場面に当たることは、そんなにない。
ちなみに、それは、あくまで私の脳内基準ですけどね(^_^;)
風林火山以外で、最近出あった「くわっ」を、ひとつご紹介。
ナルト(笑)
少年ジャンプの(笑)
実は、妹にすすめられて読んだんだけど、最初は全然つまんなかった、しかも登場人物やたら多いし、おいおい……この展開「●●●●●●●」のパクリ?みたいな恥ずかしさも感じたし。
ま、ジャンプの定番のストーリーなんですよね、つまるところ。
が、まぁ、よくあることですけど、途中から俄然面白くなる(笑)
お決まりどおり、はまっちゃったわけです。カカシ先生に……まぁ、それはおいといて。
が、そこまでは、巷によくある面白いマンガより、多少ぬきんでるといった程度。
「くわっ」ときたのは、……レンタルしたんで、手元にないんで細かい描写は忘れちゃったけど(笑)
登場人物の少年の一人(脇役)が、自分の母親が鬼みたいに厳しいのをさして、「どうしてあんな怖い女と結婚したんだよ」と、父親にぼやく。
父親「まぁ、あんなんでも、笑顔が可愛かったんだ」と一言。
笑顔ねぇ……と納得できない少年。
そのシーンはなんつーの、読んでて全然意味ないっていうか、単にまぁ、その少年の日常をさらりと書いたんだな、と思わせる程度のごく自然な描写の仕方。
で、その後、物語は敵との戦いの佳境に入り、その少年(脇役だけど、この展開の中ではほぼ主役級の扱い)が、恐ろしい敵との命がけの戦いを繰り広げること……コミックスにして二巻あまり。
最後に大ピンチに陥り、死を覚悟した少年の前に、気が強く可愛い気がなく、少年にとっては苦手……というより、むしろ限りなく敵に近い少女が登場。
が、そこでは少女は、色んな理由があって、少年の味方。
で、敵を倒した後、ふりかえった少女の、不意打ちのような笑顔。
思わず見とれている少年。
見事!
でした。
そこにも、一言もセリフなし。
ただ、二巻近くさかのぼる前の、少年と父親の会話と、戦いのラストの少女の笑顔だけ。
それだけで、このちょっと偏屈気味の少年が、少女に心を掴まれてしまったことを、あまりにも見事に表現。
この作家……実はただものじゃないんじゃなかろうか。
と、その時はじめて思いました。
ナルト後半は、そのほかにも様々な、うならせる演出があります。
単なる人気漫画にとどまらない、なんというか、作者の、強烈な作品への愛と、たゆまない向上心と志、視線の高さを感じずにはいられません。
ぜひ、読んでみてください~、普通に読んでも相当面白いですけど(笑)
私、個人的には、この「くわっ」の部分をどこまで極められるかどうかが、「プロ」と「アマ」の境目なのかな、と思っています。
才能だけで書ける人もいるかもしれませんけどね……。
ただ、「くわっ」をやるには、その作品をどこまでも妥協なく昇華させたいという、執念にも似た推敲と、ストーリー練って練って練りまくり……これでいいという所までいっても、それでも練る、くらいの怨念(笑)が必要なのではないかと思います。
私はプロじゃないですし、なることもないですが、作品を愛するということにかけては、気持ちは一緒ではないかと……思いたい(笑)
その志を……少しでも(笑)、持ちたいなぁ、と思います。
まぁ、現実は、妥協ばかりなんですけどね。
反省。
ナルトの良さは、物語にちゃんと時間が流れててるトコだと思うんです。それを考えると、カカシ先生が死ぬ事もあるのかなぁ…。
あっ!やばい。今朝彼氏が死んじゃう夢を見たばっかなのでちょびっと涙出ました。
カカシ先生はエッチィ所も普段の惚け具合も戦う時のメチャメチャかっこいいトコもハマリまくりで、もう!マジ素敵☆
これからのストーリーで、死んじゃうとしても、つらい過去があるから幸せを感じてからにして欲しいな…と思います(;_;)アスマが死んだ時は声がでてしまうくらい泣いてしまいましたね…。
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