日々感じたことなど気ままに書き綴っています。
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子供がルービックキューブにはまっている。
「お母さん、一面できたよ!」
と、子供の無邪気な笑顔を見るたびに、
こんなもん、法則さえマスターすれば誰にだってできる
と、私は冷め切っていた……
何故なら私は、小学生の頃、ルービックキューブを一分で完成させていた女だったのである!
別に自慢でもなんでもなく、たまたま勝ったキューブに攻略法が載っていたのである。
詳細は忘れたが、とにかく書いてあるとおりに、わけもわからずぐるぐる回してたら、できちゃった~みたいな。
だもんで、子供に、つい言ってもうた。
「こんなんねー、ルールがあるんよ、それさえ判れば誰でもできるけぇ」
「えっ、マジ?お母さん、できたん」
「ふ……っ 一分 でね」(やはり自慢)
子供たちの褒め称える声(笑)、「やって、やって~」
「せんよー、あんたらの楽しみ奪っちゃまずいけぇ」
しかし、そこで1人新聞を読んでいた男が呟いた。
「できもせんくせに」
「できたよ」
「まぁ、口だけならなんとでも言えるし、証拠なんて何もないしな」
「別に、………あんたに信じてもらわんでも、痛くも痒くもないわ!」
(↑子供より子供)
と、言いつつ次の瞬間、私は検索でルービックキューブの解法サイトを探していたのであった。
しかし、わくわくする子供たちの前で、私は「えっ、うそ」てな気分であった。
な、なんだか妙に複雑で難しそう。
こんなんじゃなかった、私が見た解法は、もっと簡単で、なんつーの、ただがちゃがちゃまわしたら、できちゃった~みたいな。
「さ、寝るで」(冷笑を浮かべた夫の声)
「えー、お母さんがやるのみたいよ」
「ばかだな、朝になったら、完成したのがお前らの枕元にあるにきまっとるじゃないか」
「わーいわーい」
「お母さん、約束じゃけぇねー」
あああーっっ、そ、そんなっ、私の貴重な時間がっっ
そして、苦闘の2時間。
今、私の目の前には、完成した六面が輝いているのであった。
(完)
もう絶対にやりません。
「お母さん、一面できたよ!」
と、子供の無邪気な笑顔を見るたびに、
こんなもん、法則さえマスターすれば誰にだってできる
と、私は冷め切っていた……
何故なら私は、小学生の頃、ルービックキューブを一分で完成させていた女だったのである!
別に自慢でもなんでもなく、たまたま勝ったキューブに攻略法が載っていたのである。
詳細は忘れたが、とにかく書いてあるとおりに、わけもわからずぐるぐる回してたら、できちゃった~みたいな。
だもんで、子供に、つい言ってもうた。
「こんなんねー、ルールがあるんよ、それさえ判れば誰でもできるけぇ」
「えっ、マジ?お母さん、できたん」
「ふ……っ 一分 でね」(やはり自慢)
子供たちの褒め称える声(笑)、「やって、やって~」
「せんよー、あんたらの楽しみ奪っちゃまずいけぇ」
しかし、そこで1人新聞を読んでいた男が呟いた。
「できもせんくせに」
「できたよ」
「まぁ、口だけならなんとでも言えるし、証拠なんて何もないしな」
「別に、………あんたに信じてもらわんでも、痛くも痒くもないわ!」
(↑子供より子供)
と、言いつつ次の瞬間、私は検索でルービックキューブの解法サイトを探していたのであった。
しかし、わくわくする子供たちの前で、私は「えっ、うそ」てな気分であった。
な、なんだか妙に複雑で難しそう。
こんなんじゃなかった、私が見た解法は、もっと簡単で、なんつーの、ただがちゃがちゃまわしたら、できちゃった~みたいな。
「さ、寝るで」(冷笑を浮かべた夫の声)
「えー、お母さんがやるのみたいよ」
「ばかだな、朝になったら、完成したのがお前らの枕元にあるにきまっとるじゃないか」
「わーいわーい」
「お母さん、約束じゃけぇねー」
あああーっっ、そ、そんなっ、私の貴重な時間がっっ
そして、苦闘の2時間。
今、私の目の前には、完成した六面が輝いているのであった。
(完)
もう絶対にやりません。
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